2012年11月5日月曜日

A Right To Know What’s In Your Food

アメリカでは明日大統領選です。政治にあまり関心がない私でもどちらが当選するかはとても気になるところです。

そして、おなじく11月6日に私の注目している別の投票が行われます。

California Proposition37, Mandatory Labeling of Genetically Engineered Food.

遺伝子組み換え食品への表示を義務付ける、という提案です。

これ最近知ったんですが、アメリカで栽培されてる穀物の90%以上が遺伝子組み換えなのに表示義務が今までなかっただなんて、、、日本では平成13年4月から表示が義務化されているので私はてっきりアメリカでもそうなんだろうと思い込んでいました。

アメリカでバイオ技術大手Monsanto社はこの提案を絶対に可決させないよう、かなりお金をかけて「NO on Prop37」キャンペーンを行っています。費やした額40億ドルとも言われています。ドキュメンタリー映画「Food. inc」を見て初めて存在を知ったこの会社、本当に悪徳!!!Monsantoがどれだけ極悪利己的集団かがよくわかる記事を見つけたので興味がある方はごらんください。

http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1014.html

Monsanto社だけではなく、この議案に反対しているのは私達にも馴染みの深い大企業の数々。ペプシ、コカコーラ、ネスレ、ケッロッグ、ドールなどなど。

現在のところはYES派が勝っていますが、それでも紙一重という状況のようです。ちなみに私は選挙権がないので投票はできません。明日の夜、世界中が大統領選の結果で大騒ぎしているなか、Prop37の結果も(カリフォルニア州在住の方は特に)注目したいところです。

と、色々書きましたが個人的にはこのProp37の結果はそんなに大事ではありません。もちろん通ってくれれば良いけど、もし通らなかったと言って今の生活が変わるわけでもないですから。だってよく考えてください。流通してる大豆93%、コーン86%、93%キャノーラがGMOですよ?目にするもの全てがGMOだと思った方が話が早いわけです。ラベルに書いてるか書いてないかの違いのみです。じゃあNon-GMOはどこで買えば良いのか。答えはOrganic系の高級スーパーでのみ買い物する、もしくは普通のスーパーでorganicの食品のみ選ぶ。それだけしかないと思います。



確かに表示が始まることでGMOを避けようと意識する人が増えるかも知れないけど、承知の上でGMO食品を買い続ける人も沢山いるでしょう。同じ商品なのだから安い方が当然魅力的ですよね。私も普通の会社員なのでお金が有り余ってるわけでもありません。でも、いま高いオーガニックを買うか、あとで病気になったときに高い治療費を払うか、その選択を迫られたら当然わたしは前者を選びますよ。

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